パターン30:1つの役割に3人から7人の援助者

   

 

問題:

情報伝達がうまくいかない

コンテキスト:

基本的な担当者間のネットワークが設立された組織において、

影響する事柄:

いかなる役割にも関わり合い多すぎ、過負荷状態である。

関わり合いが少なすぎて、その役割が情報に飢えた状態で役に立っていない。

解決策:

各々の役割に対して、3人から7人の援助者になるようにしなさい。

結果として生じるコンテキスト:

バランスのとれた組織となり、負荷も平均化され、隔離された役割もなくなる。

論理的根拠:

我々のPasteurプロジェクトで学んだ組織から得られた結果は、いかなる役割も高々7つしか長期的な関係を保つことができない、ということを示している。特に生産性が高い組織では、その数は9程度まで高いこともある。もし、プロジェクトの外まで境界を広げたほうがいいということが適切な理由で正当化できるのなら、特別な要求は、プロセス設計者にこれらの境界を超えることを示唆するかもしれない。

すべての役割が他のすべての役割と情報伝達できれば、それぞれの役割の間での情報伝達は完全である。組織の中でのありうる情報伝達の経路の数に対しての、実際の経路の数の割合を、その組織の情報伝達の飽和度ということができる。あらゆるプロジェクトのサイズにおいて、Harrsonはこの割合が高い組織のほうが平均的な組織よりもより生産性が高いことを発見した。