IPSJ (社)情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
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チュートリアル: エンタープライズ統合パターン −成功するシステム統合の解法設計−

「チュートリアル: エンタープライズ統合パターン」は終了しました。
ご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

開催報告

日時: 2004 年 11 月 15 日(月) 19:00 - 21:00
会場: 日本アイ・ビー・エム(株)箱崎事業所 1階 AVルーム(ロビー・フロア奥)
主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループ
参加者: 約 50 名

Gregor Hohpe 氏をお招きして統合パターンに関するチュートリアルを開催いたしました。 チュートリアルでは、 コーヒー店における注文の様子を例として非同期メッセージアーキテクチャの特長や問題を解り易く解説していただき、 その例を考察する形で、 会話の状態とそのビューという観点からのエンタープライズ統合パターン (Enterprise Integration Patterns) の詳細な説明や、 会話パターン (Conversation Patterns) 、 オーケストレーションパターン (Orchestration Patterns)ワークフローパターン (Workflow Patterns)、 エラーハンドリングパターン (Error Handling Patterns) などの統合パターンに関する新たなパターンや今後の展望について説明をいただきました。 このページでは、 各講演の資料と、 質疑を中心とした議論の様子を掲載致します。

プログラム コーディネータ: 鷲崎 弘宜 (国立情報学研究所)、太田 健一郎 (日本アイ・ビー・エム)、佃 軍治 (日立製作所)
11月15日(月)
開会の挨拶
チュートリアル:
19:00-21:00
(質疑を含む)

Gregor Hohpe
エンタープライズ統合パターン −成功するシステム統合の解法設計− [資料PDF]
Gregor Hohpe (ThoughtWorks, Inc.)

アプリケーションシステムやデータを統合してエンタープライズシステムを構築するためのノウハウであるエンタープライズ統合パターンを解説します。エンタープライズ統合パターンは、数多くの技術を駆使する必要のある大規模なシステム統合の問題を整理し、非同期メッセージアーキテクチャの長所を生かした解決策を提供します。解決策の多くは、標準的な数多くのシステム統合化ツール(例えば IBM WebSphere MQ, TIBCO, Vitria, SeeBeyond, Java Message Service, Microsoft Messaging, Microsoft Message Queuing, Web サービス)について有効です。

Gregor Hohpe 氏は、ThoughtWorks, Inc. においてエンタープライズ統合の実践を主導しています。ThoughtWorks は、アプリケーションの開発とサービス統合を提供する多国籍企業です。彼は、顧客のための大規模なエンタープライズシステムの統合の実践経験に基づいて、エンタープライズ統合や Web サービス、サービス指向アーキテクチャについて数々の論文と記事を発表しています。 著書に、 『Microsoft .NETによるエンタープライズソリューションパターン』 (日経BPソフトプレス, 2004年11月1日発行)、 および、 Martin Fowler 署名シリーズの1つである『Enterprise Integration Patterns』 (Addison-Wesley, 2003) があります。

参考:
Q&A (以下は完全な記録ではありませんので、よろしければ補足情報をコーディネータまでお願いします)

Q1. 現在、Webサービスについて複数の仕様が乱立しており、難しい状況ですが。。。
A1. 仕様 (Specification) と標準 (Standard) が異なることに注意しましょう。ご指摘のように現在は仕様が乱立しており、追いかけるのが困難な状況です。 まずは、仕様を見て、その仕様によって何が解決され (何が解決されていないのか)を問い掛けることからはじめましょう。

Q2. 信頼できない/信頼できていない (Untrusted な) クライアントからのメッセージ送信にはどのように対処すれば良いでしょうか?
A2. なかなか難しい問題です。 現在の統合パターンでは扱えていませんので、 今後の課題でしょう。 おそらくは、 信頼性とパフォーマンスなどのトレードオフを考慮して、 二相コミットメント(Two Phase Commit、Reaching Consensus パターンの一種) のような信頼性の高い対応を取るか、 あるいは、 見限り/切捨てパターン (Write-Offs パターン) のような扱いが容易な対応を取ることになるでしょう。

Q3. 各パターンについて、 コーヒー店における注文のような現実世界における例を使用していて非常に分かり易かったです。 そのような例は、 どのように発見されたのでしょうか?
A3. 例えば、 自身で実際に体験したことから発見しています。 コーヒー店の例は、 先日のスターバックスにおける自分のコーヒー注文の様子から来ています。 何かを説明するための準備作業は、 説明する内容そのものの作成作業と、 その内容を分かりやすくするための作業から構成されます。 パターンを発見し記述する際には、 対象とする事柄を抽象化して、 異なるドメインにおいてそれを具象化してパターンの例として見いだすことも重要と考えられます。

閉会の挨拶

以前の案内

Gregor Hohpe 氏をお招きして エンタープライズ統合パターン(Enterprise Integration Patterns) のチュートリアルを開催いたします。 5月に開催された特別セミナーでは、 Hohpe氏より同パターンの概要をご紹介いただき、 会場から多数の質疑をいただくなど好評をいただきました。 そこで今回のチュートリアルでは、 時間を2時間と多くとって入門・基本から応用まで詳しく解説していただきます。

講演は英語で行なわれますが、講演後の質疑は日本語/英語のどちらでも行なっていただけます。 事前申込み不要,参加無料です。 是非皆さんの積極的なご参加をお願いします. なお、連絡事項や配布資料等がある場合もありますので, パターンWGのホームページを適宜アクセスされることをお勧めします.

日時: 2004 年 11 月 15 日(月) 19:00 - 21:00 (18:30 開場)
会場: 日本アイ・ビー・エム(株)箱崎事業所 1階 AVルーム(ロビー・フロア奥)
主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループ
参加費: 無料
参加方法: 事前の申し込みは不要です。直接、会場にお越しください。
照会先: patterns-wg-seminar@fuka.info.waseda.ac.jp