AsianPLoP 2016: 第5回プログラムのパターンランゲージ・アジア会議
2016年2月24-26日, 台北,台湾


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AsianPLoP is a PLoP ® Conference sanctioned by the Hillside Group.
PLoP is a registered trademark of The Hillside Group.

会議Webサイト

AsianPLoP 2016 の最新情報は AsianPLoP 2016: 5th Asian Conference on Pattern Languages of Programs を参照ください。

投稿

PDF形式で EasyChair submission system から投稿ください(投稿先は近日中にオープン予定)。投稿フォーマットに制限はありませんが、ACM conference format を利用されることをお勧めします。

投稿方法について こちらの解説記事 が参考になります。 投稿期限は Important Dates を参照ください。

目的と動機

パターンとは特定の文脈で繰り返し起きる問題とその解決の記述であり、パターン言語とは各パターンを語彙とした結びつきを通じてより大きな問題や周辺の問題を発見および解決するものです。パターンやパターン言語は、創造的な活動における知識や成功体験や抽象化・言語化し共有する道具として建築の分野で発明され、その後はソフトウェア開発、さらには教育や組織運営など様々な分野で用いられつつあります。

PLoP ® とは、パターンの作者と利用者が一堂に会して、主にソフトウェア 開発におけるパターンやパターン言語、技術や経験について議論し発展を促す 会議です。The Hillside Group が 1994 年に米国で開始して以来、ヨーロッパ や南米など世界各地に広がり、様々な知見を共有し互いに発展させる場として 定着しています。 The Hillside Group の協力を得て主にアジア周辺地域をターゲットして、 第1回第2回第3回第4回、 の成功に引き続き第5回を開催する運びとなりました。

AsianPLoP ではソフトウェアに限らずあらゆる分野のパターンおよび関連領域を扱います。英語論文と日本語論文の両方を募集し、異なるセッションにて扱われます。投稿論文はシェパーディングというプロセスにより洗練され採否が決定されます。採択された論文は会議においてライターズワークショップを通じて批評を受け、事後予稿集に向け改訂が求められます。

  • ライターズワークショップ(詳細は後述): 投稿パターンのレビューと洗練、
  • テクノロジーワークショップ: パターンや関連分野(例えばアジャイル開発)に関する理論、手法、応用、ツール、ならびに経験を取り上げた論文の発表と議論
  • ライティンググループ: パターン初心者向けのパターン記述のハンズオンチュートリアル

身近なパターンや応用の経験、ツール、素朴な気づきなど、ふるってご投稿ください。 論文を任意の PDF フォーマット・分量にてご作成の上、 EasyChair の submission system からご投稿ください. 投稿にあたり EasyChair のアカウントが必要になりますので、 初めての方はアカウントをご作成ください。 事後予稿集は ACM Digital Library への収録を計画しています。

シェパーディングとは

最初の投稿論文に対して、シェパード(羊飼い)が「これはどういう意味?」 「問題に対して解決がミスマッチでは?」といったレビューコメントを著者に送付し、 著者がコメントを受けて修正するというイテレーションを繰り返すことで、 論文としての質を高めて、発表および出版に適するように導いていくプロセスです。

シェパーディングを通じた論文査読と修正の流れは次のようになります。

  1. プログラム委員会: 全投稿論文の初期レビューにより以降のシェパーディングに進めるかどうかを決定
  2. シェパード: 著者とのコンタクトの開始、最初のコメント送信
  3. 著者: コメントを受領し、適宜修正してシェパードに修正後論文を送信
  4. <上記 2-3 を複数回繰り返す>
  5. シェパード: プログラム委員会に最終的に得られた論文の採択可否を推薦
  6. プログラム委員会: 全投稿論文の再度レビューおよびシェパードからの推薦に基づき、論文の採択可否を最終決定

シェパーディングを、シェパードの立場から見た解説としては、 Neil B. Harrison, The Language of Shepherding" 【長谷川さんによる日本語訳はこちら】があります。 内容を要約すると下記のようになります。

  • レビュー・修正のイテレーションを3回繰り返す。
  • 著者とコミュニケーションをとり、信頼関係を築き、著者を知る。
  • 全てのレビューコメントを送ろうとせず、大きなものから適宜送る。
  • パターンのまずは問題・解決の部分を読み、全体像を与えているかどうかレビューする。
  • レビューコメントを質問中心とし、「こうしなさい」という指示は控える。パターンをあくまで著者のものとする。
  • 問題と解決の対応関係を吟味する。
  • 解決が「なるほど!」と納得できるものか検討し、問いかける。
  • フォースが問題を適切に定義づけているかどうかを吟味する。
  • 当初の文脈と、得られる結果を比較する。

ライターズワークショップとは

シェパーディングを通じて採択された論文のライターズワークショップにおける発表 ならびに質疑は、次の流れに従います。なお、ライターズワークショップの参加者は、 事前に、同セッションで扱われる論文に幾らか目を通しておくことが推奨されます。

  1. 著者: 論文中で特に重要な1〜2段落を読み上げます。
  2. 参加者: パターンの長所を指摘します。記述や構成の分かりやすさや解決すべき問題に関する優れた洞察に関する指摘が該当します。
  3. 参加者: パターン中で改善すべき点を指摘します。単純なtypoや記述の分かりづらさそのパターンを適用すべきでない状況などが該当します。指摘を元に、必要であれば参加者間で議論が行われます。
  4. 著者: 各参加者に感謝の言葉を述べ、不明瞭な指摘について確認の質問を行います。質問をされた参加者は指摘内容について追加の説明を行います。
  5. 著者・参加者: 互いに拍手を送り、終了します。
  6. (オプション)参加者: 指摘が書き込まれた紙がもしあれば著者に渡します。 この紙は、事後発行の論文原稿集に収録される最終原稿を作成する際の参考となります。

シェパーディングやライターズワークショップを中心としたPLoPの様子については、 下記も参考となります。

さらにパターンを経験からマイニング(「発掘」)する方法については、 例えば下記が参考になります。