IPSJ (社)情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
パターンワーキンググループ


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※ AsianPLoP is a PLoP ® Conference sanctioned by the Hillside Group. PLoP is a registered trademark of The Hillside Group.

パターン祭り2010「AsianPLoP2010の報告と展望」(6月19日、早稲田大学西早稲田キャンパス)

Photo of AsianPLoP by Raju 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループおよび 国立情報学研究所GRACEセンターは、 2010年3月16-17日に主に日本を含むアジア周辺地域をターゲットとして、 ソフトウェア開発や非ソフトウェアに関するパターンおよびパターン言語 について議論する初の国際会議 AsianPLoP: Asian Conference on Pattern Languages of Programs※ を開催し、 盛況理に終了しました。

AsianPLoP 2010では、 海外からの参加者による発表に加えて、 全体の約半数を日本国内からの独自のパターンや関連技術の発表が占め、 いずれも完成度が高く広く役立てていただける内容です。 また、共有とフィードバックを通じたさらなる今後の発展も期待されます。 これらの貴重な内容や発展機会を当日の参加者のみに留めてしまうことは 「もったいない!」 との意見が多数上がりましたため、 議論された内容の報告と今後の展望紹介を実施いたします。

パターンの原点や「無名の質」に関する内容から、 学習のためのパターン言語、 情報システムのためのパターン言語、 さらにはパターンを書き、洗練する方法のハンズオンチュートリアルまで幅広い内容を予定しています。 参加無料です。ぜひご参加ください。

日時: 2010 年 6 月 19 日(土) 13:00 - 18:00
会場: 早稲田大学西早稲田キャンパス 55号館 N棟 1階大会議室
       [ 地下鉄副都心線: 西早稲田駅 徒歩1分]
       [ 山手線/西武新宿線/地下鉄東西線: 高田馬場駅 徒歩15分 ]
主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループ
参加費: 無料
参加方法: 会場へ直接お越しください。
照会先: patterns.wg [at] gmail.com

プログラム
6月19日(土)
報告&デモ
13:00-13:50
AsianPLoP 2010 全体報告
鷲崎 弘宜 (早稲田大学)
ライターズワークショップデモ、ゲーム
柴村しのぶ (Wikiばな) ほか

AsianPLoP2010の開催経緯、 位置づけ、 取り上げられた主な話題等の概要を紹介します。 また、 パターンの集団レビューを実施するPLoP特有のライターズワークショップ、 打ち解けるためのゲームをデモを交えて紹介します(予定)。

基調講演
14:00-15:00
「クオリティ」をうみだすプロセスの追求 (論文PDF)
中埜 博(環境構造センター)

(「はじめに」より)本論文の趣旨は2つです。 ひとつは、C.アレギザンダーの「時を超えた建設の道」の第2章「無名の質」( Quality without a name=QWAN)をより深く理解し、それとプロセスのかかわりを簡単に説明する実験のために書いたものです。特に「無名の質」を「クオリティ」と呼んでいるロバート・パーシグの著作「禅とオートバイ修理技術」とオイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」の”それ”との関連性を結びつけたのは著者の一解釈です。ふたつめは、パタンランゲージのめざすQWANを、「センタリングプロセス」というアレギザンダーの提案によって、だれにでも体験してもらおうというチャレンジです。そのチャレンジ方法が「似顔絵書き」であることは、読者にはショックであるかもしれません。

招待講演
15:00-16:00
学習パターン (論文PDF, Webサイト)
井庭 崇(慶應義塾大学)

(「Webサイト」より)変化が激しい現代社会では、あらゆる立場・年代の人にとって「学び」が重要になっています。そしてその「学び」は、単なる詰め込み型ではなく、新しい関係性を発見し、自ら意味を編集・構成していくような創造的な活動であるはずです。学習パターンは、そのような創造的な「学び」のためのコツをまとめた秘訣集です。

情報システムのためのパタンランゲージに向けて (論文PDF)
児玉 公信 (情報システム総研)

(「論文」より)ソフトウエア工学では,建築学で生まれたパタンランゲージというアイデアを,ノウハウの記述という側面を重視して,デザインパターンやソフトウエア・アーキテクチャ・パターンといった大きな成果を産んだ.しかし,パタンランゲージのもう一つの側面である“時を越えた道”と呼ぶ継続組織学習という側面を忘れてはならない.むしろCIO(情報担当役員)は,この側面を重視して,企業情報システム全体の長期基本計画を緩く記述するものとして活用すべきである.個々の情報システムの企画から要求記述,設計,実装,利用,廃棄までのシステムライフサイクルでは,構想の記述(原要求)や設計の制約(デザインコード)としてこれらを活用する.本稿では,このための情報システムの構想から施工に渡って用いられるパタンランゲージを記述することを提案し,その一部を例示する.

並列チュートリアル(一部ハンズオン)
16:10-17:40
パターン・ライティング: 成功体験からパターンへまとめるコツ (資料PDF)
鷲崎 弘宜 (早稲田大学)

パターンのタネは、 ソフトウェア開発に限らず、 日々の生活や組織活動など様々なところにノウハウや知見として潜んでいます。 しかし、それらをパターンとしてまとめるにはコツがあります。 本チュートリアルでは、 グループ単位で自身の成功体験を抽象化しパターン形式に書き表す体験を通して、 ノウハウや知見をパターンとしてまとめるコツを習得します。

パターン・シェファーディング: 良い方向へ導く(仮)
羽生田 栄一(豆蔵)、本橋 正成

パターンの作者とシェファード(羊飼い)のやり取りを通じて、 パターンの完成度を高めるシェファーディングのプロセスと仕組みを、 「シェファーディングのランゲージ」(N. Harrison著, 長谷川洋一 訳)の紹介等を通じて解説します(仮)。

紹介
17:40-18:00
AsianPLoP 2011に向けて
本橋 正成